岡山県立大学情報工学部で開講している講義「データ工学」のサポートページです。

講義メモ(2018年度まで使用)

講義を実施するにあたり、私が用意しているメモです。必ずしも講義の内容を全て記載しているわけでは ありませんし、逆に講義では話していない内容が含まれていることもあります。

2018年度までは、実際の講義でも、だいたいこの順序で話を進めていました。現在は教科書に沿って話を 進めるようにしています。

  1. 導入
  2. 集合、組、関係
  3. キー
  4. 関係代数
  5. RDBMSを使う
  6. SQL
  7. 実体と関連
  8. 表の設計、正規形 (正規形についての補足資料)

過去の定期試験問題

以下は、2002年から2008年にかけて岡山理科大学総合情報学部生物・地球システム学科で担当していた 講義「データベース」の定期試験問題です。参考までにこれも掲載しておきます。

参考書、参考サイト

講義内容を練る際に、以下の書籍などを参考にしました。なお、他にも参考にした書籍・サイトは多数あります。

  • 増永博文「リレーショナルデータベース入門」(サイエンス社、ISBN4-7819-1024-6、2600円)
  • 北川博之「データベースシステム」(昭晃堂、ISBN4-7856-2046-3、3200円)
  • 村井哲也「初歩のデータベース—「表のサイエンス」入門」(昭晃堂、4-7856-3146-5, 2700円)

座学だけではなかなか身につきませんので、下記のソフトウェアやサイトをうまく活用して、理解を深めてください。

  • SQLite :オープンソースの関係データベースシステム。ファイル1つがデータベースになっており、インストールすると、特別な設定をすることなく使える。Linux, MacOS X, Windowsいずれでも使える。
  • sAccess :Webブラウザ上で関係データベースシステムの操作やSQLの実行を行うことのできる学習サイト。日本語であること、SQLだけでなく関係代数の操作も視覚的に見ることができるのが良い。
  • ドットインストール :プログラミング系のいろんな題材を3分程度の動画で学習することのできるサイト。データベースでは、SQLite入門などが用意されている。

上にあげたsAccessの他にも、SQLをWebブラウザ上で実行して結果を見ることのできる学習サイトはいくつかある。以下、著者が発見したサイトを以下に挙げておく。